AOKI JUN

GAS MUSEUM

TOKYO, JAPAN

海を埋め立てながら拡張し続けている東京の、置き去りにされていた埋め立て島の付け根に位置する。幅1670.3m長さ507.5mの島への接続部にあたり、幅261.8m長さ146.6mの敷地である。島へのゲートと位置づけられるその特殊性を考慮して、高さ45m長さ279.5m幅5mのトンネル状のゲートがそこに現れる全ての形態である。再開発されるこの島に東京水産市場が移転することから、昼夜大型車両の通行が予想されるため、ゲートは吸音性の高い静寂な空間として、年中人口雪が振り続けるトンネルになっている。博物館自体は、この敷地を貫通する大通りと視覚的にはガラスによって一体化させ、車道からすれば展示室を通過したような、展示室からはなかを車両が通過しているような間隔を与えている。
-博物館(計画案)

写真撮影: Jun Aoki and Associates