地盤面で直径16mの円形が頂部で直径27.8mに拡がる最高高さ31.6mの逆円錐形の建築である。7階建て。1階はエントランス・ホールで、ここから最上階までつながる螺旋階段チューブが始まる。2階は管理事務室階で、円形平面の一部が触角状に突起し、それが1階エントランスのキャノピーの役を果たす。3階はカフェ階で、潟への歩道橋とつながっている。4階から始まる螺旋スロープは、周囲の潟を全方位に臨む展示ギャラリーで、途中5階中央に潟内の鳥類生態をリアルタイムで映すAV展示室、その真上6階に企画展示室を挟み、7階の潟の眺望を舞台背景とする展望ホールにつながる。遊水館と同じ「福島潟自然生態園」にある。